ストーリー
経営しているデイサービスに行ったとき、看護師が一所懸命に書類を書いているのが目につきました。
聞けば35名分のバイタル記録と過ごしている様子を手書きで記録用紙に書いていると言うではありませんか。
看護師2名で毎日2時間、書き続けて腱鞘炎までなっていたのです。
これではいけない。
すぐにICT化を模索し始めましたが、ソフト会社の提案するものは、私たちの業務にはマッチしませんでした。
そこでデイサービスに合うアプリケーションの開発に、自分たちで挑戦することにしました。
1画面でほとんどの作業ができるように、直感的であるように、そしてできるだけシンプルに。
始めて試作機を見た看護師は、これで効率が上がるのか半信半疑でした。
しかし、すぐに変化が現れました。
以前は、看護師が2名で毎日2時間していた作業。
これを1人のスタッフが、たったの30分で終わらせることができるようになったのです。
手の腱鞘炎もなくなり、利用者さまと笑顔で会話する時間が増えました。
ラクウェアを導入することは、単なるシステムの効率化だけでなく、スタッフの思考にも影響を与えています。
利用者さまのためにサービスの質を落とさないで、もっとシンプルに作業できないか。
不可能を可能にするシステムの実現が、スタッフ一人一人の思考の転換を引き起こします。
そして、組織全体のさらなる効率化につながるのです。